理念
三方よし
・働き手が満足する環境を作っていく
・利用者様が満足するサービスを提供していく
・社会が必要とするものを生み出し、社会の発展に寄与する
仕事をする上で「売り手」と「買い手」が満足することは基本的なことですが、社会にも貢献して初めて良い仕事になるのだと考えています。これは、まさに近江商人の経営哲学の一つである「三方よし」に通じることかと考えています。
一人でできる仕事には限りがあります。社会的な目的を実現し、社会、コミュニティ、個人のニーズを満たすためにはチームが必要です。このチームは目的ではなく、三方よしを実践していくための手段として集まっています。良い事業を提供し、社会的な役割を果たせるようにしていきます。
虚往実帰
・行きは不安で虚しい気持ちであったが、帰りは満ち足りている
『虚往実帰(きょおうじっき)』とは少し聞き慣れない言葉と思います。本来は、「師などから無形の感化や徳化を受けるたとえ。」という意味かと思います。もちろん、私たちは『師』ではありません。利用者様から多くのことを学ぶことがあります。どちらが『師』というわけではなく、働き手も利用者様もともに無形の感化や徳化を受けられる事業にしたいと考えています。
働き手も新しい利用者様と接するときには不安もあります。でも、利用者様に良かったと言われれば、とても満たされた気持ちになります。当然、利用者様も同じ事だと思います。初めての場所で初めての人に自分の体を預けるのに不安がないはずがありません。だからこそ、不安な気持ちで来られた方に、来て良かったと言ってもらえるサービスを提供していきたいです。
『よつは』のロゴ
『よつは』は上記の理念を念頭に置いて、「いつまでも変わらない幸せを家庭に届けていきたい」という想いで始まった訪問看護ステーションです。
「いつまでも」言い換えれば『永遠に』という言葉は、あこがれであると同時に果て無き目標となります。しかし、『医療』『介護』『看護』『地域』が、それぞれの力を発揮でき、ステーションが想いの柱となって次世代へと繋いでいけばこの途方もない目標も達成できるのではないかと考えています。
そんな想いを表現したのが、この『よつは』のロゴです。
『医療』『介護』『看護』『地域』を4枚の葉に込めて、クローバーの花言葉『幸福』をお借りし、『永遠』という花言葉を持つ『御衣黄桜』を重ね合わせて、『永遠の幸福を家庭に』という想いを形作っています。
この想いに負けないように日々研鑽を積み、4枚の葉が上手く結びつき織りなしていき繋がっていくそんな施設に育てていきたいと思っています。
このロゴに込めた思いに負けないようにと、訪問看護ステーションでは届かないところに少しでも、手を伸ばそうと思い看護小規模多機能型居宅介護サービスも開始しました。
まだまだ小さな芽ですが、明石から大きく幸せの花が咲き乱れるようにスタッフ一同頑張っていきます。